11/27(日)平塚市美術館内のミュージアムホールにて無事ピアノ発表会終了しました☆例年通り3つのお教室合同で、今年は出演者44名(当日欠席者2名)で賑やかな会となりました。今年は異常気象の為か11月に雪が降ったりと気温の変動が激しかったりしたので、例年よりリハーサルや発表会前に体調を崩してしまう生徒が多く、当日まで冷や冷やでしたが、当教室は出演する予定の全員参加できたので、良かったです(^-^)
当教室の出演者には、発表会初めての3歳のお友達や、何度も出演してくれている小学生や中高生もいましたが、皆落ち着いて、その曲に入り込んで、それぞれの音楽のお花を咲かせてくれました♪もちろん、本番はたった1度きり、音楽は目に見えない瞬間芸術ですから、成功した所、失敗した所色々あったでしょう。それでいいんです。それがいいんです。どんなに有名な実力のある名ピアニストでも、毎回毎回全部パーフェクトで弾く事はまずないと思います。実際、私が学生時代レッスンして頂いた名教授でCDもたくさんリリースされている先生曰く、「演奏はライブ(生の演奏会)が1番!CDの収録は嫌です。ちょっとミスするだけで、何度も何度も録り直し・・・(ハ~とため息)。」との事。でも先生の演奏会でミスを感じる事はまず無いどころか、天から音が降ってくるというか、先生の身体から発せられる音楽は人間が作り出したものでは無い様な、今ここでこの演奏を聴けている私は何て幸せだろうと感じて鳥肌がたってしまう・・・。
これなんです。本物の演奏は。
もちろん、大きなミスをすると聴いているお客様も不安な気持ちになってしまうし、その音楽がどんなものか伝わりにくいでしょう。ですから、練習する際は出来得る限りそうならない様に努力するべきです。でも前述の様に、名ピアニスト、名教授でもライブの演奏では何かハプニングはある。でもそれを感じさせない、それを上回る人の心に打つものがある。
もちろん私たち演奏者が到底真似できない事は重々承知しておりますが、でも、少しでも近づきたいものですよね!?「何かこの曲聴いていたら楽しくて走りたくなっちゃう。」とか、「この曲馬が走ってる感じするよね。」とか、「この曲知ってる!歌いたくなっちゃう。」とか、「ショパンが雨の日に泣きながら作曲したのわかる気がするな。」とか・・・そんな事だと思います。
目に見えない瞬間芸術を学べていること、本当に幸せな事です。せっかく素晴らしい事を学べているのですから、人の心を打つ演奏・・・目指してお互いに頑張っていきましょう♪
そのためには、日々のコツコツ積み重ねていく練習です。
さあ、1週間お疲れ休みしたら、またレッスン始まりますよ!!
ここ数週間は発表会曲をレッスン曲と共に弾いてもらいますから、お忘れずに~!
せっかく弾けるようになった曲は自分の持ち曲にできたらいいですよね?!
「○○ちゃん何か弾いてみて!」っていつくるか分かりませんから(^-^)
そんな時さらっと曲を弾いて、聴いている人を幸せな気分にしてあげてください。
1人でも多く、そんな事ができるお友達が増えてくれる事、それが私の願いです☆