二期会コンサートオーディション♪

巷ではお盆休みの最中かと思われますが、当教室では、7月初めにアンケートを取ってそれぞれの生徒さんのご都合に合わせたスケジュールを組んでいますので、お盆休みはありません。(最近は、生徒さんの親御様のお仕事のお休みが必ずしもお盆休みになるとは限らず、その前後だったり、7月中だったり・・・。)やはり、お仕事のお休みにご家族で旅行に行かれたり、帰省されたりが多いので、レッスンはいつもと違う曜日や時間だったりします。いつもと違う午前中のレッスンや、いつもと違うレッスン前後のお友達、新鮮な雰囲気です。

さて、私はというと、これがなかなか忙しく、先日8/4、3月のコンサートでご一緒した二期会会員のソプラノの方のオーディションの伴奏を、東京千駄ヶ谷にある二期会会館にてしてきました。

これは二期会会員のコンサートに出演するための(希望者二期会会員が皆出れる訳ではなく、話によると8倍~10倍程の確率でしか合格できないとか・・・*)オーディションで、曲は自由曲なのですが、今回急遽参加が決定した為、3月にご一緒した時にやった曲と彼女の今勉強されているロシア歌曲での参加となりました。ロシア歌曲の伴奏は初めてで、私にとって今回これは大変勉強になりました。リムスキー=コルサコフの歌曲だったのですが、ピアノ科出身の者にとって馴染みのある作曲家ではなく、恥ずかしながら、私の知ってる事と言えば「ロシアの5人組」の一人だったっけ・・・?といった感じ。しかししかし、この曲を取り組むにあたって、色々調べてみると、え・え?この人スゴイではないか・・・。教え子にグラズノフ、プロコフィエフ、ストラビンスキー、レスピーギ、ショスタコーヴィチ、スクリャービン・・・だって!!5人組といえば、反ヨーロッパ的な音楽(ロシア音楽の追求)といわれているが、さすが管弦楽の大家。彼の作品のあの有名なバレエ音楽「シェヘラザード」!!あらためてゆっくり聴いてみると・・・なんと美しい、なんと躍動感のある音楽。あらためて自分の無知さを恥じました(*_*)

あらためて、音楽というものの深さ、広さをいっぱい体感できた時間でした☆又、二期会という入るだけでも大変なのに、その中に入ってからも切磋琢磨して日々追求されている声楽家の方々の姿勢は、大変勉強になりました。これから私も、夏休みで家族の昼ご飯作りや、図書館で息子の宿題のマングローブについての本を一緒に探したりする・・・(*_*)雑事!?だけで終わらずに、日々音楽と接する事の出来る幸せを感じながら、もっともっと追求していきたいと強く思いました。さあ、一緒に追求していきましょう(^^♪

☆ご興味あります方、彼女(ソプラノ・林志保さん)の出演するコンサートのご案内です(ピアノは二期会専属ピアニストですので、私は出演していません↓)☆

「二期会ロシア歌曲研究会・リムスキー=コルサコフ没後110周年記念コンサート」

日時=2018.9.14(金) 19:00開演

会場=東京文化会館小ホール

全自由席=一般¥4000・学生¥3000