「新年明けましておめでとうございます。」
1月も半ば、どんと焼きを行う頃になって、かなり遅いご挨拶となってしまいました。気づけば10月からなんと3か月も更新しておらず(*_*)、これはもういいかげん重い腰を上げなければ!!とパソコンに向かっております。何故こんなにも更新できなかったのか、言い訳をさせて頂けるのなら・・・・・
11月の始めの看護学校の伴奏の仕事を皮切りに、ソロや伴奏の演奏会本番に向けたゲネプロやリハーサル(週に3回演奏会が連なっている週もありました!!)そこに毎月のボランティアの歌伴奏、ピアノ教室の仕事(もちろん1月発表会に向けたのんびり生徒さん方々の追い込み?!)、ピアノ発表会の打ち合わせや講師演奏の合わせ、そんなこんなで11月から毎年私にとっては恒例の(生徒さんには、また~?と言われてましたが*)疲れから喉を壊して声が出なくなる状態になり、そうして家族の冬休み突入・・・はい、今振り返って手帳を見ても、予定でぎっしりびっしりの真っ黒の手帳は見ているだけで気持ち悪くなる位でございまして・・・((+_+))。
年が明けて、私の声も出る様になり、家族の冬休みも終わり、あとは1月のピアノ教室の発表会のみ(うちの教室は発表会リハーサルを曜日毎に2回行っていますが、今1回は終えた状態です(^-^))となって、やっとパソコンに向かえる様になった次第でございます。
長い言い訳すみませんm(__)m
従いまして、これから昨年11月以降のいっぱいの出来事をちょっとずつさかのぼって(何せいっぱいありますので*)思い出せる範囲で(もう、昔の出来事の様で忘れてしまってそうですが*)書いていこうと思いますので、お時間ありましたらお付き合いください。
さて、新年ですから、少ししゃっきりとした事も書こうと思います。
昨年私にとって忙しい秋でしたが、電車の移動時間などで私が読んでいた本「羊と鋼の森/宮下名都」(←だいぶ昔2016年?に山崎賢人さん主演映画になった話)の中に出てくる素敵な言葉を書き写しておこうと思います。この本はご存知の通り、ピアノ調律にまつわる物語なのですが、主人公外村青年が憧れるベテラン天才調律師・板鳥さんの言葉。
「明るく静かに澄んで懐かしい音、少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを湛えている音、夢のように美しいが現実のようにたしかな音、私はそんな音を目指している。」・・・と。
これは、小説家・原民喜の《自分はこんな文体(音の部分を書き換えてあります。)に憧れている》とある書物で読んだ板鳥さんが感銘を受けて、それ以来そういう音を目指してピアノの調律をしていると、新米調律師・外村に話をしているシーンで出てきます。
あー、そうだ、本当に。こんな音がピアノで出せたら何て素晴らしいのだろう・・・。
今年も音楽と接していられる事に心から感謝して、ピアノという楽器の音の魅力、音楽の素晴らしさを、私自身いっぱいに感じながら、少しでもその魅力や素晴らしさを自分のできる範囲で、伝えられる様に精進していきたいと思います。今年も宜しくお願い致しますm(__)m。