☆体験レッスンについて☆

ピアノを教え始めて早20年程経ちますが、ここ数年、ホームページを立ち上げた事で体験レッスンを受けられる方は増えた様に思いますが、どうも「果たしてこの方は、本当にピアノを習う事を考えていらっしゃるのかな?」・・と疑ってしまう様な、明らかに、ピアノにご興味がなく、何か調査の為か、どなたかに頼まれて渋々いらしているか・・と疑ってしまうような?!・・方が少し増えた様に思いますので、体験レッスンについて、以下の様に決めさせて頂きました。これは、無料体験だからといってご興味がない方がいらっしゃる事で、せっかく熱心にピアノを勉強したい、ピアノを楽しみたい・・と長く通って下さっている在籍の生徒さんに、振替レッスンの空き時間などが無くなり、ご迷惑がかかる事を防ぐ目的でもあります。

無料体験レッスン期間=3~6月まで、9~11月まで

それ以外の期間にお考えの方は、体験レッスン1回(30分)=¥1000とさせて頂きます。ただし、在籍の生徒さんからのご紹介の方は、今まで通りいつでも無料でさせて頂きます(体験される前にご紹介者を教えて頂いた場合)。

当教室は、20年以上、お月謝の値段を変えておりません。これは、出来るだけ長く当教室に通って頂いて、出来るだけ長くピアノを楽しんで頂きたいという願いからです。ですから、今回の決断はかなり悩みましたが、時代の流れといいましょうか、やはり、ここはルールを設ける事に致しました。真剣にお考えの方は、申し訳ございませんが、どうかご理解いただけましたら幸いです。そして、このホームページをご覧になって、ピアノを習う事以外の目的で、迷惑メールやいたずら電話などなさる方、又、やみくもに体験レッスンをして、または少しのレッスンだけ受けて連絡を急に遮断なさる方・・・どうか素朴にピアノを楽しみたい、学びたいと思っている私達の心を踏みにじらないで下さい。強く強くお願い申し上げます。

引き続き、ピアノを習わせようかな・・・ピアノを弾きたいな・・・と真剣にお考えの方、当教室は一人一人の個性を大切に、一人一人と向き合ってレッスンをしております。

体験レッスン、ご連絡、お待ちしています(^O^)/

 

♪タッチにこだわる訳♪

G.Wも明けていつもの生活が戻ってきました!4月から新入園、新入学、新学期を迎えたお子様も、一度ご家族と過ごされてリフレッシュして、又園や学校へ元気に通っていらっしゃる事と思います☆(5月病もありますが(*_*)・・いっぱい食べて、いっぱい眠って、吹き飛ばしてしまいましょう♪)

そろそろ習い事を検討しようかな・・・などとお考えの保護者の方もいらっしゃると思い、当教室のこだわりの1つ、「タッチについて」書いていこうと思います。

ピアノという楽器は(ここでは~電子ピアノではなく、アコースティックのピアノでお話します)、本当に奥深く、楽器の種類、サイズ、メーカー、使用年数、置かれている環境などによっても違うのですが、それらがすべて同じ状態の楽器で有っても~例えば発表会やコンクールで同じ会場の同楽器で色々な人の演奏を聴いてみる~と感じると思いますが、弾く人一人一人違う「音」を出す事がわかります。聴く人の好みも色々ありますが、そんな中で、やはり素晴らしいな・・・魅力的だな・・・と誰もが心を打たれる、心に響く「音」も有るかと思います。

それはどんな「音」でしょうか・・?

それは、私が思うに、ピアノという楽器と演奏者の身体が一体となって発せられた「音」なのではないかと思います。もちろん、演奏は「音」だけでなく、楽曲の理解、それを表すテクニック、楽曲の創られた時代の理解、その楽曲を魅せる感性・・・など色々な要素が含まれます。しかし、やはり「いい音」というのは、聴く人にとっても、弾く人にとっても心地の良いものに違いありません。

では、「いい音」とはどうやって出すのか・・?

これは、私が思うに、やはり演奏者の無駄な力みの無い、しかし身体の中心の軸はぶれない~ピアノ奏法に適した脱力~をマスターする事が1番かと思います。私は学生時代、脱力奏法に精通した教授に10年以上指導して頂き、初めて小学校6年の時その先生に指導を受けた時の衝撃は今でも忘れられません。先生の見本で出して頂いた音は、全く何の力も入っていないのに、海の底にように深く、広く、遠くに、いつまでもいつまでも響いている音でした。「あ~この音が出せるようになりたい」・・・そこからが出来の悪い私にとって、試練の連続だったのですが・・・(*_*)でも、出来が悪かっただけに、感覚で習得してしまった出来のいい生徒さんより、沢山悩み、沢山自分なりの分析をして(先生と同じ様にいい音を出す生徒さんの演奏を一人一人細かく観察して真似してみたり・・・etc。)いろいろと分かってきたのです。脱力・・と一口で言っても、寝ている時の脱力のように指先まで全部ぶらぶらではピアノは弾けません。指先と手のひらの内側には軽く意識を持ちつつ、手首、腕、肘、肩は楽にしなくてはなりません。そこで、何かを手でつかんでいる時の様子をみてみると・・・あ、ピアノを弾いている時と似てる!!(当教室ではふわふわボールを使って体感してもらってます。~それ以上は企業秘密です(^-^)~)そして、身体の中心(体幹)は真っすぐ、座骨を安定させて座ります。

それが出来る様になっても、弾いていると、元の癖にもどってしまう時があります。それは、その楽曲の中に出てくる音型によるものだったりします。アルペジオのように手を回転させる時(無駄のない上手い指くぐりとは手首はあまり動きません・・正確には回転させる訳ではありません)、又、オクターブなどの指を広げる和音をつかむ時、手首を使ったレガート奏法の時・・・その他色々ありますが、総じていうと、指に無理な負荷がかかった時、脱力ができなくなります。手の大きさや、体格は個人差がありますが、私が思うに、手が小さくても、身体が小さくても、負荷の少ない手の向きや広げ方で誰でも脱力はできます。むしろ小さい人ほど脱力をマスターすべきなのです。

当教室にも、他教室からいらしたショパンやリスト、シューマンなど弾いている上級者の方々の中に「先生、弾いてると腕が痛いんです!!」と言われる事があります。脱力の話をすると、「初耳でした!」とびっくりされる事があります。せっかく素晴らしい曲を弾いていても、身体が痛くなる演奏は、弾いていて気分が良くありません。痛い時、きっと楽しく無いと思います。そして、痛い時の音は・・・やはり聴いていても、のびやかではありません。しかし、大人の方でも脱力を意識しだすと、すぐには無理ですが、だんだんと音色が変わっていきます。そして、ご本人も気持ちを込めたい所で楽に気持ちを込められる(音量も確実に変わります。)様になるので、気分良く弾かれる様になるのです。

私がピアノを弾いていて楽しく感じる時は、ピアノの弦の振動がジーンと自分の身体の骨を伝わって、豊かな音を感じられた時です(^_-)-☆

ですから、当教室は、本当のピアノの楽しさを知って頂きたいので、初心者のころからタッチにこだわります。しかし、3~4歳のころに身体の構造上、大人と同じ事はできません。

幼児期、学童期、オクターブが届く頃、ペダルを多用する頃・・・とそれぞれの成長に合わせた楽な弾き方を、順を追って、時期に合わせて、少しずつ無理なく伝授していきます。

そうすると、だいたいショパンのワルツ程度を弾く頃には、楽な姿勢でのびやかで豊かな音を出す様になっていきます。その頃には「いい音」とはどんな音か大抵の生徒はわかっていて、自分で出す音に興味を持ち始めます。だから、その音を求めて、弾く事が楽しくていっぱい練習する・・・だからどんどん上達していきます。

専門で勉強する訳でなくとも、「ピアノの本当の楽しさ」は知る事はできます!!

試験のストレスを発散する為にピアノを弾く・・・という中高生。ピアノの本当の楽しさを知っている証拠です(^^♪

当教室で一人でも多く、そんなピアノの本当の楽しさを感じてもらえる様、一人一人と向き合いながら、日々精進していきたいと思っております(^O^)/

 

 

 

 

 

 

☆音楽の効能☆

3/4の本番が終わってから、看護学校の式典(卒業式や入学式)の演奏の仕事やら、息子の学校が春休みに入るやらで何かとバタバタしていて、またもやブログの更新が滞っておりました・・・反省(*_*)

さて、春休み皆さまいかがお過ごしでしたでしょうか・・・??私はお彼岸にかけて主人の実家と私の実家に行ったり、家族で旅行などに出かけておりました。(←留守中ご連絡頂きました方、留守番電話にメッセージを残して頂いた方のみ連絡させて頂きました。ご連絡遅くなりまして、申し訳ありませんでした。メッセージを残されていらっしゃらなかった方、お名前等分からず連絡できません。大変恐縮ですが、再度ご連絡いただけると幸いです。)しばらくお休み続いていましたが、今週からお教室のレッスンも始まっております。新年度も頑張っていきましょう♪♪

今回は3月に私の実家に帰省していた時のお話をさせて頂きます。息子が幼少の頃はよく帰省していたのですが、息子も中学生になりましたので、だんだんと帰省の回数も少なくなり、最近では学校の長い休みに合わせて年に2~3回程しか帰省できておりませんでした。当然おじいちゃん、おばあちゃんは孫の顔が見れるのを首を長ーくして待っていてくれる訳でして・・・やれ、何が食べたい?やれ、どこに行きたい?・・と息子は次々と質問攻めに合っておりました。そうしてしばらくすると、「じゃ、何か聴かせて!!」とピアノの前に連れて行かれて、息子も(やっぱりきたか。)という・・・しかしまんざらでもない顔でピアノの前に座り、弾き始めました。

ベートーヴェンの悲愴の2楽章(小5の時の発表会曲)と、ショパンの雨だれのプレリュード(中1の発表会曲)、ショパンの幻想即興曲(中2の発表会曲)・・・。

専門的に聴けば色々難はあるのですが・・・3曲続けて約15分ほど、集中して、1曲1曲丁寧に気持ちを込めて弾いている姿(聞けば学校の休み時間などに友達などに聴いてもらっていたみたいです(^-^)親の私も3曲続けて聴くのはなかなかありませんでした。)に私も感心していると、横にいた母は、眼に涙をいっぱいためて、うなづきながら、一生懸命聴いておりました(私の時にはこんな風に聴いてくれませんが・・・(*_*))。

これをみて、(やっぱりピアノをやらせていて良かったな・・・)と実感しました。

これぞ、音楽の効能。

息子にとっても、おじいちゃんおばあちゃんにとっても、音楽(ピアノ)があるからこそ得られる効能がある・・・と私は確信しました。何よりのおじいちゃんおばあちゃん孝行になったのではないかと思います。

ピアノという習い事は、幼少期から本当に手間と時間のかかる習い事です。しかし、これほどまでに胸に響く習い事はないのではないでしょうか・・・??

演奏が終わった後の夕食時間に、大好きなおばあちゃんのクリームシチューをほおばる彼の表情が、満足そうだったのは言うまでもありません・・・。

 

 

 

 

 

♪個性を大切にしたオーダーメイドのお教室です♪

当ピアノ教室は、4月~翌年3月まで年間44回でレッスンをさせていただいておりますので、この3月が調整月となり、在籍の生徒さんには4月以降のスケジュールをお聞きして、4月以降の予定を組み替えしております。4月から新入園、新入学、新学年でスケジュールが変わる方が多いのでこの様にさせて頂いていますが、結構この制度、在籍の長い生徒さんもリフレッシュになっているようです。4月になってから毎年思うのですが、今までいつも自分の曜日のレッスン前後に顔を合わせているお友達と違うお友達と会うと、どこか新鮮な面持ちで、少し背筋がシャンとしている気がします☆このスケジュール調整も無事終わりまして、おまけに魔の(!?)確定申告も終わり・・・ようやくホッとしている所です(^-^)

今年も新しいご縁があります事を期待して、当教室のご紹介をさせて頂きます♪

~当教室は「オーダーメイド&ハンドメイドのお教室」です~

プロフィールをご覧になられた方はお分かりでしょうが、私は音大を卒業してすぐ、グループレッスンや個人レッスンをみる大手音楽教室に勤めておりました。音大を卒業するまで、ピアノ演奏や音楽を専門に追究していた私にとって、この大手の音楽教室の新講師研修(合宿があったりもします・・・これが課題課題の連続で、睡魔と戦う魔の合宿だったりします*)から「目から鱗」の状態で、毎日が発見の連続でした。まず、幼児の生徒と歌う伴奏では、ピアノのイスを斜めにして座る事を習います・・・ピアノ科の私はその時点で「は?」です。でも指導の先生からの説明で納得します・・・幼児は飽きやすい、だから幼児の顔一人一人の様子をまんべんなくみながらレッスンをすすめなければならない、先生は「独りよがりではダメ」、臨機応変に対応できなきゃ・・・。もちろん、今の教室はグループレッスンはしていませんから、ピアノのイスは真っすぐですが・・・(*_*)、この「独りよがりではダメ」という精神は守っていきたいと思っています。他にも各年齢の幼児の集中できる時間に合わせて、1つの項目は10分以上続けない事、座る時間と立つ時間のバランス、聴く耳の作り方、保護者の方へ家での練習についての伝え方・・・本当に沢山の事を学ばせてもらいました。

しかし、何年か経って慣れてくると色々な事が見えてきたりします。大勢を見る大手の教室ですから年間カリキュラムがあり、どんなにゆっくりのクラスでテキストが消化できていなくても半年で次のテキストに移らなければならないし、クラス生徒一人一人の能力の差がでてきてもテキストは同じもの使わなければならないし、発表会前など出来る生徒より出来ない生徒さんに時間がかかり出来る生徒さんを待たせて可能性を伸ばせられない、指のタッチも一人一人癖が違うのに毎回のレッスンできちんとフォローできない・・・などなど、様々な問題がでてきます。

もちろん、講師の経験や工夫でそれらの事が克服できる事もあるかもしれませんが、「やはり、私は一人一人に合ったレッスンがしたい!」と強く思い、独立に踏み切ったのでした。

ですから、当教室は「オーダーメイド&ハンドメイドのピアノ教室」です。

ピアノを習う・・・と一口に言っても皆さん一人一人目的が違ったりします。初めてのお友達、経験者のお友達、音楽を専門で目指す方、幼児~大人、障害のあるお友達も、ピアノって楽しいな、音楽って魅力的だな・・・と皆さまに思って頂ける様に、日々教える私が、独りよがりにならずに、色々な視点で音楽と接して、日々勉強し精進しなければならないと思っております。当教室はテキストも一人一人違いますし、レッスンの進め方も一人一人ちがいます。障害のあるお友達だって、障害の種類や程度や個性によって皆一人一人違うのです。例えば、ダウン症のK君は楽譜を読まずに耳コピーで弾いたり私と連弾したりしていますし、楽譜も読める自閉症のY君はこの間のレッスンではショパンのプレリュードを弾いて、なぜプレリュードが24曲なのか・・(調性の話=#♭0~7長・短調なら30じゃないかというのです、異名同音の話ができるなんてスゴイ!)で盛り上がったりしています・・・。

もちろん、いつも上手くいくことばかりではありません。ですから、生徒さんや、保護者の方の思いや悩み、お教室に望む事を沢山色々聞かせて頂きたいと思っております。ご意見、ご感想、いつでも大歓迎です(^-^)

是非、当教室で「ピアノ&音楽の本当の楽しさ」を知ってもらうお手伝いができたなら・・・と思っております。ただいま、無料体験レッスン受け付けております。ご連絡お待ちしております。(留守の際はメッセージとお名前を入れて下さい。後程、かけなおし致します。)

新規生徒さん空き枠=火曜17:15~、水曜16:15~、木曜15:00~(他は応相談)

先着順となっておりますので、ご了承くださいm(__)m

 

 

♪マラソンコンサートinミニコンサート♪

2018年3月4日(日)、二宮町教育委員会主催、YAMAHA大村楽器平塚店とコカ・コーライーストジャパン(株)の協賛で、二宮町生涯学習センター(ラディアンホール)にて、第14回「ラディアン・ピアノマラソンコンサート」が行われ、そのなかの<ミニコンサート>に呼んで頂き、ピアノソロとソプラノの伴奏で出演させて頂きました☆

このお話を頂いた時、私は小田原市民なので、このコンサートの事をあまり良く知らず、「マラソンコンサート」って何?・・・という状態でしたので、ご存じない方の為に私が教えて頂いた話を少しご説明いたします・・・。ラデイアンホールは平成12年に、収容人数531名のコンサートホール、ピアノもスタンウェイのコンサートピアノを備え、地域の文化振興やまちづくりの活性化につながる事を願い、小田原の隣町二宮町に誕生しました。開館して4年後の平成16年に、この充実した施設を町民の方々がもっと気軽に利用できて、楽しい集いの場になって欲しいと考え出されたのがこの「マラソンコンサート」。町民の方なら誰でも応募でき、毎年2~3月のとある日曜日の一日、ラデイアンホールのコンサートピアノを無料で自由に弾く事ができるイベントなのです。曲目もジャンルも自由、ピアノを使った演奏であれば何でも OK!第14回を迎えた今年も様々な町民の方が参加されました。ピアノを初めてまもないちびっ子幼児のお友達、ベテランシニアの方、音大レベルやコンクール(神奈川コンクール予選がこのホールで近い日程で有りますしね*)に出場する前の腕試しの為に来た方、はたまた・・・ご自分で作曲した曲を演奏したり、歌ったり、ピアノソロだけでなく、仲良しお友達との連弾や、他の器楽とのアンサンブル・・・などと、本当に多種多様で、1部の朝の9:45~3部の17:00まで、のべ93名(欠席者も居たようですが)がマラソンのたすきを渡していく様に、ラデイアンホールのピアノを弾き続けていきました(^-^)

私とソプラノの林志保さんは、2部の13時~の15分間の「ミニコンサート」に出演させて頂きました。曲目は・・・

ピアノソロ=リスト/愛の夢 第3番

ソプラノ(ピアノ伴奏)=プッチーニ/オペラ「ジャンニ・スキッキ」より〝私のお父さん”、

プッチーニ/オペラ「トゥーランドット」より〝氷のような姫君の心も”

でした。まず、ピアノですが、朝8:45にリハーサルをさせて頂いた時にびっくり!!

音がおかしい・・・。特に黒鍵の中音域のペダルを踏んだ音が半音まではいかないまでも0.5音位下がっている・・・確実にピアノ調律がおかしい。二宮演奏家協会で昨年12月にこのホールで弾かせて頂いているので、このピアノが響きのいいピアノだという事は分かっていたので、楽器のせいではない。当日の朝になって(しかも結構早朝!)かなりショックをうけた・・・*当然、ソプラノの林さんも気づき(いや、専門で勉強していなくても、当日このピアノを弾いた中級レベル以上の方は皆気づいたと思う・・。)、どうしようか相談したり、何かゴミなどがピアノに入ったのかなどと思って二人で調べてみたが見つからず、今から調律しなおしてもらう時間もなく、どんな状況でもやるのがプロでしょ?!・・という事で、結局、極力ペダルを踏まない・・という作戦でいく事にしたのでした。

「愛の夢」の選曲は、協会の方からのアドバイスで、誰もが知っていて華やかな曲・・と言う事で選曲しました。ピアノ教室の生徒さんでも「この曲弾きたい」リクエストの多い曲なので、私の教室でも過去に生徒さんが4人ほど弾いた記憶があります。個人的にも自分が小学生の頃憧れていた曲でもあったので良いかなと思ったのです。さて、まずはソロ曲・・・元は歌曲だったものをリスト自身が編曲した作品・・最初のテーマ・・・う、うん?弾き始めてあまりの音のずれに耳がなれず内声の音をミスってしまい1段目を2回弾くなどというあるまじき失態を・・*、しかし基本的にはこのピアノの本来もっているキラキラ感にあった曲でしたので、お客様からは綺麗だった、聴き応えがあった・・え?何か間違えたの?・・などとなかなか良い感想も頂けたりもしました。次にソプラノの伴奏・・・ソロはまだしもアンサンブルものは特にピアノ音のずれが気になるものなので、細心の注意を払って、出来るだけ音が下がらない様ペダルを使わず(とはいえ、結構なめらかな音色を求められる曲だったりもするので所々薄く使いつつも・・なかなか大変だった*)弾いていった。しかし、さすがは林さん!音のずれをうまく調和して歌い出し、時にはやわらかく、時には張りのある情熱的な声で観客を魅了した。特に2曲目のトゥーランドットのリュウのアリアで、リュウが自害していく最終場面は、心を揺さぶられた方が多かったのではないかと思う。

今回ご一緒させて頂いたソプラノの林志保さんという方は、二期会の会員で、新国立劇場で劇場契約も結んでいらして、おまけに国立音大で私の大先輩でもあり、あの日本で最も有名なソプラノ歌手の一人でもある”佐藤しのぶさん”と同じ門下生で、TVのCMにも出演(緑茶伊右衛門のバックコーラス)されているなどなど・・・と経歴をお聞きするとビックリしてしまう位素晴らしい方で、私自身共演させて頂いた事は大変光栄で、とても貴重な経験でした。私も音大時代、また卒業してからも声楽家の伴奏を色々やらせて頂きましたが、今回初めて、最初の伴奏合わせの日、「おどろおどろしく弾いてください。」という表現に出会い、あらためて、音楽の奥深さを感じさせて頂きました。おどろおどろしく(恐怖におののいて)・・・こんな表現はピアノを弾いている私達にはなかなか出会わない表現です。声楽はイタリア語など主に原語で歌われますが、特にオペラはストーリーが有り、当然歌詞が有る。人間の心の動きがある。だから、本当に色々な表現があるのです。おどろおどろしく・・・この言葉を伝えて頂いた日、家に帰ると真っ先に辞書で調べて、おどろおどろしい音をピアノで探していました。

やっぱり音楽は面白い!!

今回、色々なアクシデントで(言い訳がましくてすみません。)納得のいく本番ではなかったかもしれませんが、楽屋で色々楽しい話をした帰り際、やはり林さんが一言。

「どんなに素晴らしい演奏家も本番の後はみな反省するもの。むしろ、反省しなくなったらおしまい。反省するから、また次こそは・・って続けちゃうんじゃない?」・・・と。

あ~、そうだった。たしかに、もうすでに私、次こそは・・・などと思っている。

「次こそは・・・。」こう思える奥深さ、そして本番を終えた後の充実感。

やっぱり音楽ってやめられない・・これは魅力?!・・それとも魔力?!・・なのでしょうか(^_-)-☆

 

 

 

受動的から能動的へ♪

春に近づいてくると、体験レッスンや教室へのお問合せが増えてきます。当教室のお友達以外の生徒さんと接する機会が増える事で色々な事が見えてきます。他教室に何年か通われている方などもいらっしゃるのですが、そのような方の中に、お教室に入る所から靴の脱ぎ履き、上着の脱ぎ着、テキストの出し入れ・・・すべて付き添いのお母様がやって下さっている方がいらっしゃいます。お母様は愛情いっぱいで、しかしとても忙しそうなのですが、当のご本人は違う方向をみて「まだかなぁ・・」などと退屈そうに待っているご様子・・・。私はそんな時、「自分でできる事は自分でやろう!」とすかさず、お仕度の伴奏をピアノで弾いて促してしまいます。当教室は3歳から受け入れているのと、障害のあるお友達も受け入れているので、時と場合によっては臨機応変に対応しますが、大抵のお子様はやればできるものなのです。

何故、その様な事にこだわるのか、ピアノとは関係ない事なのではないか・・・と思われた方もいらっしゃるでしょう。いえいえ、これが関係あるのです。

私もまだまだ勉強中、未熟者ですが、かれこれ20年程ピアノを教えておりますと、やはり見えてくるものがあります。ピアノを習う・・・という事は、言葉を話す事ととても良く似ています。初めは、あ~とか、う~とか声を発する事、周りの話せる人から単語をまねっこして習い、だんだん会話を習い・・・最終的には自分で感じた事、考えた事、意見も言えるようになっていく・・・。

ピアノも、初めは歌やリズム、音符をまねっこ(摸奏といいます)から習って・・・最終的には、自分で楽譜の中の音符、リズム、速度、曲想、フレーズ、楽語・・などを読み取り、自分でその曲を弾きこなす、自分を表現できるようになっていく・・・。

そうなんです。最初は、受動的から始まるのですが、最終的には能動的になっていくものなのです。なっていくべきなのです。この「能動的になるタイミング」が肝だと私は最近思うのです。ヤマハでも研修などでよく勉強しましたが、「適期教育(てきぎきょういく)」・・といって、その年齢、その子の成長に適した教育というものがあります。初めから難度の高い事をやっても効果はあまり無いし、かといって、初めて何年も経つのに簡単すぎる事をいつまでもやっていても飽きてしまう・・・。ここだ、という時に手を少しずつ離していく・・・自分でできる事を増やしていく・・・。特に読譜力について、これはとても大事な行程だと思います。

私もかつて子育て中は過保護の親でした・・・。この年齢でまだ鼻もかめないの・・?まだ靴ひも結べないの・・?まだ爪も切れないの・・?・・・・(*_*;はい、良く言われたものです。

ただ、今になって思うのは、やはり自分で出来る事が増えると、自信がつきます、やる気がでます、楽しくなってきます。いつも指示されて受け身の受動的から、自ら発信できる能動的な状態へ・・・。

そういえば、楽しそうに弾く上級者の中高生に共通する事は、その時点で能動的になっています。

「次はこれ弾きたい」「こんな音が出したい」「自分に酔いしれたい」?!・・・。

音楽的にも自立して、能動的になっていける事、それが結果的に「やっぱりピアノって楽しい♪」につながっていくのです。

以上のことにより、保護者の方が見学(見学は自由です)されていてもいなくても、私は日々のレッスンで「できる事は自分でしよう!」

受動的から能動的へ・・・とこれからも伝えていこうと思っております(^^♪

 

 

☆一期一会☆

昨年12/10の演奏家協会のコンサート以後から、何となくブログの更新がいつもに増して遅くなっていたのには・・・実は理由がありました。コンサートの成功に浮かれてルンルン気分でご報告の電話連絡を恩師にしたところ、ご主人が出られて、先生が急遽入院された事を知りました。聞く所によると、先生は駅で足を滑らせて転んでしまい、大腿骨を骨折なさり、救急車で救急医療病院に搬送され、長期入院が確定的になったとの事でした。

ご主人からそのお話を聞いている時、私の血の気がさーっと引いていくのが分かりました。80歳を超えてもあんなにお元気で毎月、出来の悪い私のレッスンをエネルギッシュに見て下さっていた、今まで入院や大きなご病気などほとんどされていない・・あのいつもお元気な先生が、今は身動きとれず、寝たきりに入院されている・・・。聞けば、お怪我をなさった日が私のコンサートの一日前。きっと私がコンサートが終わってわいわい騒いで浮かれていた時、先生は痛みに苦しんでおられたのだ・・・「なんて私は愚か者なんだろう・・」本当にショックでした。

それでも嘆いてばかりはいられず、まずはいつもお世話になっている門下の先輩方(私が門下生のなかで一番下の学年なので、上は70代~40代まで本当に沢山先輩がいらっしゃいます。)に連絡をとって、ご主人から1週間毎に先生のご様子を伺い、先輩方に伝える・・という状態が何度か続きました。そんな中、またあろう事か、経過も良くリハビリに向かえる状態になった先生が、病院内で2度目の転倒で、2度目の手術・・・。

この状態になると、「先生はもう車いすのまま歩けなくなってしまうのでは。」とか、「先生のレッスン、もうされないかもしれないわね。」・・とか悪い噂も出始め、本当に気持ちが沈んでいく自分がいました。どうしよう・・・私はどうしたらいいのだろう。私が小学6年生の夏休みから今まで、当たり前の様に支えて下さった先生のレッスンが、もう受けられないかもしれない・・そう思うと、ピアノの前に座っても弾く気になれず、気の抜けたような状態(・・とは言え、ピアノ教室のレッスン、日常生活はしておりましたが・・*)が続きました。

そんな時、昨年11月の門下のpochi-pochiコンサート(pochiとは昔先生が飼われていたコリー犬の名前)でもお世話になった年長者の先輩が、どんなに今私達忙しくたって、あんなに熱心に教えて下さった先生が今こんなに大変な状態なら、何を差し置いても何か力にならなくては・・だって今があるのは先生のお陰・・何か私達の気持ちを表さなければ・・とおっしゃっいました。お見舞いには病院の都合もあって大勢で押し掛ける訳にはいきませんが、代表の方が門下生の私達の気持ちを届けてもらうようにしましょう・・と話しがすすみました。そうして、都内でお見舞いについての話し合いを経て、先生へビタミンカラーのブリザーブドフラワーをお届けできる形となりました☆代表の先輩のお話では、今はリハビリを熱心に励んでおられ、少しは車いすから立つ事も出来る様になられた・・という素晴らしいご快復ぶり。

あ、そうだった・・先生はこんな事でくじける様な先生ではなかった・・。息子さん3人育てながら大学教授になられた(噂によると出産後はいつも1週間でレッスンに復帰されていたとか・・(*_*))、1音出すのに3時間レッスンして下さるあのパワー・・・。いやいや、そうだった・・先生はすごいパワーをお持ちだから、きっとリハビリも人一倍頑張られていらっしゃるはず(^_-)-☆

前向きな先輩との交流の中で、又先生のご快復の様子を耳にして、私も少しずつ元気を取り戻していきました。と、同時に今回の経験で気づかされた事がありました。それは、1回1回のレッスンがナマモノなんだ・・・という事。発表会などの本番を前に私から生徒さんに「本番はナマモノ。たった1度きりの貴重な経験なんだよ。」と話していますが・・・、

レッスンもそうでした。目には見えないけれど、1回1回のレッスンも、同じ事が二度とない、たった1度きりの貴重の時間。そうやって考えると、楽譜の中の音符につけられた先生のなにげない〇がただの〇には見えなくなってくる・・・?!

よく考えてみると、ピアノレッスンって、習う側も教える側もエネルギーを出し合って作り上げていく、貴重な素敵な時間なのだと思う。私など、まだまだ恩師の足元どころか足の爪にも達していない未熟者ですが、今回の経験を胸に、日々のレッスンを大切にしていきたいな・・と改めて思いました。茶道の言葉で、「一期一会」という言葉があります。一般には、人と人の出会いに使われていますが、元は1回1回の茶会を大切にする・・という意味があるそうです。

「一期一会」の精神で、レッスンができる様に、私もなっていきたいです(^^♪

 

 

 

♪チャリティークリスマスコンサート♪

2017年12月11日、13:30~国府津公民館にて「チャリティークリスマスコンサート」が行われました。これは、国府津地区で定期的に行われている高齢者の方々の集う会(サロン)にゲスト出演するという形で、約40分間のクリスマスミニコンサートを、ソプラノ・伊藤真友美さん、テノール・池田徹さんと共に行いました。以下、プログラムです。

1*雪の降る町を/中田喜直(テノール池田さん/ピアノ大八木・・以後テ)

2*ペチカ/山田耕作(ソプラノ伊藤さん/ピアノ大八木・・以後ソ)

3*津軽のふるさと/美空ひばりの名曲(テ)

4*宵待草/詩・竹久夢二(ソ)

5*クリスマスメドレー~もみの木・荒野のはてに・ひいらぎ飾ろう~(ピアノソロ大八木)

6*オンブラマイフ/ヘンデル歌劇「セルセ」より(テ)

7*天使の糧/フランク(ソ)

8*きよしこの夜~皆さんご一緒に~

9*ジングルベル~皆さんご一緒に~

10*タイム・トゥ・セイ・グッバイ/アンドレアボッチェリの代表曲(テ・ソ共演)

11*アンコール~オー・ソレ・ミオ~私の太陽(テ)

12*アンコール~私のお父さん/プッチーニ歌劇「ジャンニ・スキッキ」より~(ソ)

私の感想・・・ソプラノの伊藤さんは藤原歌劇で鍛えられ、日伊コンコルソでも入選されている実力者、「ペチカ」の5番まで歌うところ途中3番で春の歌詞がくる所をまだ12月だからとピアノソロに変える事を提案して頂いたり、「宵待草」の1番2番のテンポを変えて抒情的な効果を出して魅せる歌を披露、「天使の糧」では透明感のある綺麗な声でお客さんを惹きつけ、プログラムの構成も日本の歌からクリスマス曲へ場面転換する時にクリスマスのピアノソロ曲を入れる事を提案されり・・・(さすがだなぁ)といった印象でした。テノールの池田さんは、国立音大出身で私の後輩でもあるのですが、若手ながらも地元長野のオーケストラでソリストとして協演するなど経験されている方で、明るく豊かな声はお得意の「オーソレミオ」や「タイムトゥセイグッバイ」で活きていて、一方で、日本の歌・・特に美空ひばりの「津軽のふるさと」はまっすぐな歌い方の中にも北国の雪をイメージする余韻を感じさせ、「改めてこの曲の良さを知った」とお客さんからも好評でした。

当日は会場の定員の3倍近い(後で代表の長谷川さんが施設の方に注意を受けてしまったようですが・・・(*_*))お客様にお越し頂き、たくさんの方々に「素晴らしかった」「きれいだった」「おうちのお風呂で歌いたくなった」・・等々お声をかけて頂き、素敵な花束まで3人に頂いて、とても嬉しく、温かい気持ちでコンサートを終える事ができました☆

伊藤さんも池田さんも西湘地域にお住まいで、この様に素晴らしい地元の演奏家と共演できて、本当に幸せでした。またいつか共演したいです(^^♪

この様な機会を与えて下さった代表の長谷川さん、当日会場の準備などいつも陰で支えて下さっているボランティアのスタッフの方々、本当にありがとうございました☆

音楽の力・・・これからも自ら体感しながら、恩恵を頂きながら、微力ながらも、私の出来る範囲で、色々な方々に「何か」をお伝えできたらなぁ・・と思っております(^-^)

 

 

 

 

 

 

 

劇場支配人♪

2017年12月10日、二宮町生涯学習センター(ラディアンホール)にて、第36回二宮演奏家協会の定期演奏会「音楽の玉手箱Ⅲ・劇場支配人」が行われました。

「劇場支配人・・・って何?」とコンサートのお知らせをした頃から良く聞かれました。これは、モーツァルトのオペラ「劇場支配人」からヒントを得て、大野光彦氏(二期会テノール歌手、演出家、私の母校の大先輩でもある方・・)がコンサート全体をオペラ仕立てにして台本を書いて演出して下さり、演奏だけでなく、演奏の間の劇やトークも両方楽しめるエンターテイメント性の高いコンサートです。

私はこのコンサートでピアノソロで出演でしたから、当然普通のコンサートなら、ピアノソロの練習だけで済むはずです。・・・ところがどっこい?!まず、家に台本が送られてきました。

その時点でもびっくりなんですが、台本を読んでまたびっくり!・・・え~、椿姫の乾杯の歌を原語で歌う?!・・・ワイングラスを持って舞台に出る?!・・・怒りながら舞台でつっこみを入れる?!・・・(*_*)

声楽科の方々はオペラで演劇の勉強もされてるでしょうが、もうピアノ科出身の私は未知の世界です・・・そ、そ、そんな、演奏前に、舞台で演じるなんて・・・。

そんな私の気持ちなどお構いなしに練習は進んでいきます。

「はい、ピアノ科だから・・とか通用しないから!」

「は、はい・・・。」

通し稽古、ゲネプロ、前日リハーサル・・どれも夕方から夜10時位まで続きます(*_*)

もう、疲れた、練習無理・・という頃、当日の本番がやってきます。

前日までの声楽の方々の賑やかさはどこに行ったのか、本番当日は朝から、楽屋や舞台袖・・どことなく緊張感が漂います。トイレや舞台袖で発声練習をする声楽の方、本番前の最終リハで音合わせをする管楽器、弦楽器のオーケストラのメンバー・・・「あ~、とうとうきたか」といった感じ。

私の出番は4番目。ドビュッシー・月の光。

月の光に合わせた青白い照明。ピアノはスタンウェイのフルコン。531席の良く響くラディアンホール。しーんと静まりかえった客席。

すーっと自分の世界に自然に入る事ができました。

自分の思い描く情景、音色、響き・・・。

細かいミスはありましたが、大きな流れはつかめたのではないかと思います。

実ほこの曲、音大時代スイスに短期留学していた時に持っていっていた曲で、アカデミーの終了コンサートとして地元の方々のいる教会で弾いた曲でもあり、私にとって思い入れの有る曲でした。お客様から拍手をいただいた時、その20年前のコンサートを思い出していました。

演奏が終わると、やはりほっとするものです。出演者の方とおしゃべりする余裕もでてきました。演出家の大野さん(先生と呼ぶと怒るので・・)とは楽屋の廊下で、音高、音大が一緒なので、裏話がたくさん聞けて面白かったです。なんと大野さん、国立の音高では有名なピアノ科のH先生とY先生の結婚式の司会をされたとか・・・。ゲストのバリトンの太田代さんも国立出身で、ピアノ曲はモーツァルトがお得意で、当日の衣装は実は全身ユニクロだったとか(笑)。

会場で聴く事の出来た声楽の方々の素晴らしい歌声・・・。やはりゲストだな、と感じるテノールの五十嵐さんの温かい張りの有る歌声、なんと素敵な高い声がでるのでしょう・・・ソプラノやメゾソプラノの方々、台本には書いてないアドリブ(プリマドンナとプリマハムの聞き違い、プログラム表記の間違いを太田代さんの尻に自信があるからのトーク)で観客を沸かせるテクニックもさすがでした☆

コンサート終了後、出演者全員で集合写真を撮りました。みんな、ほっとした、充実した、本当に良い笑顔でした(^-^)

今回、練習は大変だったけど、「1つの舞台を皆で創り上げていく」という素敵な経験ができた事は、私にとって大きな財産です。こんな経験ができたのも、私なりに音楽を真剣にやってきたから。

やっぱり音楽って素晴らしい。

「私に音楽を与えてくれて、ありがとう☆」

コンサートの後、思わず母に言ってしまいました(^-^)

 

 

 

pochi-pochiコンサート♪

本来なら各コンサート終了後に、そのコンサートのブログを書くべきなのですが、今年は11/12のお教室のピアノ発表会前後~立て続けに本番があり、パソコンに向かう余裕がなく、気付けばこんなに時間が経ってしまっておりまして・・・かなり忘れておりますが、かすかな記憶を頼りに?!思い出しつつ書いていきたいと思います・・すみません(*_*;。

11/23(祝・木)、今年も音大の恩師の門下の発表会(おさらい会)が行われました。年に一度行われているこの会も、今年で23回目!先生が大学の教授を退官なさる前の年から開催され始めたはずですから、先生のご年齢も想像できると思いますが・・・、きっとご想像なさっている以上にお元気で、パワフルで、おしゃれで、若々しい先生です。

学生の頃はご自宅での1回のレッスンが4~5時間になることはざらで、出来の悪い私は、大抵明るい時間にレッスン室に入っても終わる頃には外は真っ暗・・というパターンの生徒でした。(同じ門下の諸先輩方にお聞きすると、結構そのパターンが多いようでしたが・・・。)

いまでこそ、そこまでのパワーではないにせよ、それでも1回のレッスンで2時間位はみて下さいます(今でも月1位で見て頂いています。)し、2階のレッスン室まで階段で上がってらっしゃいますし、もちろん、杖もついていませんし、レッスン中は立ったり座ったり、右に行ったり左にいったり・・、ご年齢を感じさせない立ち居振る舞いに、ただただ唖然としてしまうばかりで・・・そんな風に唖然としてしまっているから、ダメな私に叱咤激励を下さる訳で・・・。はい、とにかく先生には頭が上がりません。

そんな素晴らしい先生を囲んで、今年もこの会で、下は40代~70代?!までの門下生がピアノを演奏しました。

曲目は自由で、時間制限もないので、・・・シューベルト/楽興の時1~6番全曲、ベートーヴェン/ソナタ・テンペスト全楽章・・と長時間に及ぶ大曲や、ピアソラ、グラナドス、山田耕作・・と異色の作曲家のものや、ショパン、シューマン、リスト、ドビュッシー、ブラームス・・などと王道の作曲家のものなど、バラエティーにとんでいて、弾く事はもちろん、聴く事も大変勉強になる会でした。私はというと、演奏家協会で弾く曲をしたっかったので、ドビュッシー・月の光と、リスト・愛の夢と、ドビュッシー・雨の庭の3曲でした。(なんだか変な組み合わせねぇ・・と先生に言われましたが・・小曲でも私は好きな曲で、弾いておきたかったのです。)結果、2曲はまずまずの出来だったと思いますが、1曲は集中力が続かず、暗譜を忘れるなどと生彩を欠く演奏となってしまいました(*_*)

いやいや・・・なかなか難しいです。言い訳を言わせていただくと、11月はpochi-pochiのコンサート前に、年に1度のピアノ教室の発表会、ボランティアやお仕事の伴奏が3件が入っていて、前の週に風邪を引いて喉頭炎で声が出なくなったりしたので・・体力が持たなかったのです。そして、小曲とは言え、月の光は音色の変化、愛の夢は情熱、雨の庭は細やかさ・・と必要とされる能力がそれぞれ違うので、3曲続けて弾くにはかなり切り替える精神力が必要で、その精神力が、風邪を引いて麻痺して足りなくなってしまっていたのです。・・・はい、以上言い訳でした(*_*)言い訳をしても仕方ありません。演奏は身体を使う事なので、体調管理も演奏のうち・・という人もいる位で、私が甘かった証拠です。ただ、 AIスタジオのピアノはYAMAHAのC7の響きのいい良いピアノで、1曲目のリスト・愛の夢はなかなか出せなかった身体を使った深い音と、高音のキラキラ感を出したかったので、その点は何とか出来たのでは・・と思っています。しかし、先輩方(私が大学卒業と同時に先生は退官なさったので、私が1番下の代です。)は何て良い音を出すのでしょう・・。同じfでも、張りの有るf、深いf、広がりのあるf、甘いf・・・本当に色々なfの音があります。pにしてもしかり・・です。

早く完全なる脱力法を身に付けて、色々な音色を弾き分けられる様になりたい・・と強く思った機会となりました。練習がんばろっと(^_-)-☆