♪発表会終了♪

11/12(日)、「秋のコンサート2017」3教室合同のピアノ発表会が終了しました☆

今回、例年行っていた会場が市の催しや抽選などで予約出来ず、楽器店のホールで行う~そしてそのホールの座席数などの都合上、二部制(完全入れ替え制)で行うという~初めての試みで行った発表会でした。

二部合計で47名(欠席1名)で、会場の座席数が90席という・・かなりキツキツの状態で、当日は立ち見のお客様が出てしまったり、集合写真も2回、講師演奏も2回・・と講師の方もハードなスケジュールだった為、ご来場の皆さまに色々ご不便、ご迷惑おかけした点多々あったかもしれませんが、ご父兄の皆さま、関係者の皆さまのご理解ご協力頂きまして、無事、終了出来ました事、心より感謝申し上げます。ありがとうございました<(_ _)>

しかしながら、発表会の主役は、やはり出演者のみなさま☆

今年も一人一人、沢山の成長の見られた発表会となりました!!

特筆すべきは、当教室の出演者の中に、障害のある(発達に遅れのある)お友達が2名いました。

そのうちの一人は、何度も発表会経験のあるベテラン選手・・・今年は原曲のニ短調の曲を変ホ短調(♭6個!)とホ短調に移調して、移調楽譜無しでノーミスで弾き切るという、集中力と耳の良さをアピールしてくれたお友達!!

もう一人は、春から始めた初心者のお友達・・・始めたばかりの頃は、発達の遅れのためか、指を一本一本出すことが出来ず、鍵盤に指を置いてもずっとグーのままで、少し経つと一本だけ指は出てきたのですが2指しか出すことが出来ず、一本一本の指に意識をもってくる事ができませんでした。しかし、ある時レッスンの中で、小鳥の飛び方をパタパタとまねっこするポーズをしたら、指が5本出てきたのです!やった!そこからが目覚ましい進歩~発表会当日は、沢山のお客様の前で、中央ドを自分で探して右の1指で弾く曲と、黒鍵2つを自分で探して右と左の1指を交互に1オクターブずつ弾く曲を弾き切りました!!

他にも、発表会初めてのお友達でのびのびとノーミスで弾き切ったり、連弾でお母さんや、友達と楽しそうに演奏したり、初めてのペダルを使う曲を自分でイメージを描いてイメージ通り演奏したり、憧れの曲が歌うように弾ける様になったり・・・。

大人の方も有るとは思うのですが、やはり、子供のこの成長の目覚ましさにはいつも脱帽してしまいます。どの子供も、成長する前進のベクトルを持っているのだと思うのです。だから、ちょっとだけ背中を押して、ちょっとだけベクトルの出る扉を開けるのを手伝ってあげればいいのではないかと思うのです。もちろん、いつも上手くいく事ばかりではありません。試行錯誤、四苦八苦しながら、微力ながらも、ちょっとずつでも、私の大好きな音楽で、お子様の成長のお手伝いができたのなら・・・本当に心から幸せに思います。

今年も素敵な時間をありがとう(^-^)♪

「ピアノをやっていて良かったな」「音楽ってたのしいな」・・・と思ってくれるお友達が沢山増えてくれます様に願って、これからもレッスンしていきます。

いそがなくても大丈夫。芸術には期限はありません。

ちょっとずつ一歩一歩、これからも一緒に積み重ねていこうね(^_-)-☆

 

 

戴帽式☆

先日11/10に、横浜市の看護学校の戴帽式の式典でピアノ伴奏のお仕事をさせて頂きました(^-^)

戴帽式・・・と聞いてピンとくる方いらっしゃいますでしょうか??

私はこのお仕事を頂くまで知りませんでしたので、簡単に学校の先生方に伺った内容を私なりにご説明しますと・・・看護師を目指す方が、病院の実習に入る前に、看護理論の母体を築いたナイチンゲールの意思を受け継ぎ、看護師としての志を固める式典・・だそうで、実際には、戴帽生がナースキャップ(頭に載せる白い帽子)を一人一人付けてもらい、又、ナイチンゲールから受け継いだ聖火を一人一人のキャンドルに火を灯していく儀式です。

私はこの式典で、校歌や、聖火を灯しながら歌う「ナイチンゲール賛歌」などのピアノ伴奏をさせて頂きました。

真っ暗な講堂で、一人ずつキャンドルに聖火が灯っていき、やがて戴帽生全員の胸元に灯ったキャンドルは、舞台に集まり輝きを増します。そして天使の歌声のようなナイチンゲール賛歌を歌い出す・・・なんだか幻想的で、本当に素敵でした。

リハーサルにも立ち会わせて頂きましたが、歌声も、本番の方がより響きのある綺麗な二部合唱になったと思います。78名の心が1つになっている事が分かりました(^-^)

看護師の友人に聞くと、この戴帽式は、看護師の仕事を長年続けていても、ずっと心に残っていて、たまに初心を忘れないためにも思い出す様で、大切な式典との事。

看護師という仕事は、様々な仕事の中でも、人の生命に関わる責任の重い仕事で、心身ともに鍛えなければならない大変なお仕事かと思います。そんなお仕事を目指そうと志している戴帽生の凛々しい横顔・・・。

「心に歌を持ちながら、一人でも多くの患者さんを暗い闇から明るい光に導いて下さい。」

・・・そんなエールを贈る気持ちで、祈る気持ちでピアノを弾かせて頂きました。

このような儀式に私が音楽で携われた事に、心から感謝しました。

この日は何だか心が洗われた気分になった事、覚えています。

♪好きこそものの上手なれ♪

だいぶ冷え込むようになったなぁ・・と思えば、もう10月も半ば過ぎ!!11/12のお教室の発表会も残り数週間となり、レッスンも練習も佳境となっている?!ことと思います(^^♪

さて、今回のテーマ「好きこそものの上手なれ」・・・こんなレッスンや練習の佳境の域に達している?!時に、なぜこのテーマなのかと不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれません。いえいえ、だからこそのテーマなんです(^-^)

毎日毎日「〇〇ちゃん、発表会の曲、練習しよっか?」・・ふう~っとため息をつかれる保護者の方の姿が目に浮かびます。そうなんです。習い始めの数か月はフレッシュで、あんなに簡単にお丸をもらってニコニコ楽々なのに・・・何故?!

私も息子を3歳から(ただいま中学ですが、結構楽しんでショパンとか弾いてます♪)レッスンと練習に付き合っておりましたから、はい、分かります。本当に面倒です。何度も何度も、他の先生の所に放り出したくなりましたし、もう辞めちゃうか・・とうっかり口から出そうになった事もあります。でもその度に、いやいやこんなに出来の悪い状態でよその教室に連れて行っては、私のメンツが丸つぶれだ・・とか、もう少し出来る様にしてから・・とか、私の母のサポートの様子を思い浮かべたり、考えたりしているうちに、気付いたら、「俺、次この曲やりたいんだよね」・・とかいう様な状態になっていたんです。もちろん、まだまだ全然なってない所は多々あるし、専門でやってる訳でもないし、他のやり方もあったかもしれません。しかし、彼を見ていて口には出しませんが、ピアノを弾く事は「好き」だという事は分かります。

「ピアノを好きになって欲しい。」・・・すべてのピアノ教室に来られる生徒さんの保護者の方、大半の方はそう願っていらっしゃいます。・・・と同時に、すべてのピアノ教室の先生も、そう願っているはずです。

「好き」という状態は、物なのか、事柄なのか、奥行きによっても違うと思います。

例えば「チョコレートが好き」というのと、「ピアノを弾くのが好き」には大きな違いがあるのはお分かりかと思います。

事柄が「好き」という状態になるには、時間がかかるという事です。

私も子供時代は決して練習の好きなタイプではありませんでした。幼少期から母は専門で学ばせようと考えていた為、小学校入るか入らないかの頃から毎日数時間の練習はきつかった(*_*;

レッスンは録音して家で聴きながら練習、練習ノートも付けていました。コンクール、発表会、日々の課題・・さぼるなんて事は考えられなっかたし、考える余地を与えられなかった。ピアノについて真剣に考える様になったのは、音大附属高校でピアノ実技の成績が初めて下がった高校1年の時でした。私はこのままピアノを専門で学びたいのか、それとも他の道はなかったのか・・・真剣に悩みました。(パティシエの専門学校のパンフをこっそり取り寄せました。)

でもそんな時、今でも思い出すと笑ってしまうのですが、私が当時弾いていたピアノ試験曲のメロディーを、母はお皿洗いをしながら歌っていたんです。何とはなしに、鼻歌まじりで、ふんふんと・・・♪

全くのんきなものだよ・・と思ったのと同時に、ふっと肩の力が抜けたのを覚えています。(今思えば、これも母の策略だったのかもしれませんが・・・(*_*;))

もちろん、専門でやるか、趣味でやるかは大きな違いがあるとは思います。

しかし、「ピアノを好きになる」・・という状態になるには、色々な紆余曲折があって、色々な山があって、谷があって・・という事は必要不可欠なのではないかと思っています。

とはいえ、お菓子やお友達と遊ぶの大好きな幼い子供に、ピアノを練習するという日課をどの様にいれこんでいくか・・大きな課題です。私の習ってきた経験、サポートしてくれた母の様子、教えてきた経験、弾いている経験、日々変化している教材、さまざまな引出しをいっぱい使って、一人一人違う個性と向き合いながら、少しずつでもお役にたてたらと思っています。

芸術に期限はありません。

あわてず、あせらず、あきらめず・・・

「好きこそものの上手なれ」・・に、じっくり向き合っていきましょう(^^♪

 

 

 

 

 

弾きたい曲♪

夏休み、いかがお過ごしでしょうか?・・・私は7月に入ってから、日頃のレッスンの他に、演奏のお仕事やボランティアのお仕事のお問合せ、打ち合わせなどが入り、息子も夏休みに入り、バタバタとしておりまして・・・ブログ更新を怠けていたら、もう8月半ば・・・我にかえりビックリして、パソコンに向かっております次第であります(*_*)

それにしても、夏休み後半にもなると、給食という制度は素晴らしいものだなぁ~と実感しております。いやいや~1日3食作るという当たり前であって、なかなか難儀なもの?!

「またやきそば~?」朝食のあとにこんなにも昼食が早くくるのですし、毎日の事、どうか勘弁して下さい息子さま・・・。「給食よ、早くきて~!」と私と同じ様に願っている、世の保護者の方もきっと多いはず!?あと2週間。頑張っていきましょう☆

・・・とテーマからかなり逸脱してしまいましたが・・*今日は曲選びについてお話しします。

日頃のレッスンでは基本的にはテキストを進めていく事が優先となりますが、発表会などの人前で弾く機会のための曲は、いつもより時間をかけて(数か月程)仕上げていきますので、普段よりちょっと背伸びしたもの、普段挑戦できない長めの曲、難しい曲など、選んでいきます。

今回も11/12の発表会の曲決め(大半のお友達は終わりました。初心者のお友達はこれからです。)をしてもらいましたが、私はこの選曲する時間をとても大切に思っています。

曲選びの日は前もってお知らせしておき、小さいお友達や悩んでしまいやすいお友達は、場合によっては保護者の方と一緒に、曲を選んで頂きます。やりたい曲が前もって決まっている子以外は、大抵一人5~10曲位、私がその子のレベルやタイプ、好みを考えて選曲しておいたものを準備しておき、私が弾いて紹介します。

この曲選びの時の真剣な眼差し・・・年齢が上がれば上がるほど真剣度が増していきます。ゆったりとした美しい曲、コロコロとかわいい曲、コミカルで元気な曲、泣ける曲、感情的な激しい曲・・。中には、真剣に私の弾いている楽譜をみて、簡単そうな楽譜で難しく聴こえる曲はない?!・・と真顏で探していたり・・・(^.^)

この曲選びの時間、色々な事が分かります。その子の好みはもちろん、その子のピアノに対する想い、日頃の練習の取り組み方、音楽性・・・その他諸々。

だから、私はこの曲選びの時間をしっかりとっています。

時にはその日に決められなかったら、次週に持ち越し・・・なんて事もあります。

私もそうだから分かるんです。

好きな曲、やりたい曲は「早く弾ける様になりたい!」

だから、例えちょっと難しくても、いっぱい練習できるんです☆

「この曲大好き!」・・・

これが上達の近道、私はそう確信しています(^-^)

 

 

 

 

 

♪市役所ミニコンサート終了♪

お陰様で、本日5/24市役所ロビーでのミニコンサート無事終了しました☆

色々反省点、勉強不足な点あったかもしれませんが、50人近いお客様にお聴き頂き、色々とお声をかけて頂き、本当に感謝しております。ありがとうございました☆

今回、20分という規定のなかで、「ロマン派の作曲家たち」と題して、シューマン/リストの献呈、メンデルスゾーン/リストの歌の翼に、ショパンのバラード1番を弾かせて頂いたのですが、なにげなく自分の好きな作曲家を取り上げてみたら、びっくり! ご来場頂いてプログラムをご覧になった方はお分かりかも知れませんが、この4人の作曲家かなり接点のあった作曲家だったのです。まず、シューマンとショパンは同じ年、メンデルスゾーンは1つ上、リストは1つ下の年齢。ここまでは同じロマン派の作曲家なんだから当たり前と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし・・・まずは、ショパンとリスト、この二人はパリのサロンですでに活躍中だったリストに会いにショパンが訪ねた所から交流が始まる様ですが、ショパンのエチュードop.10を全曲リストに献呈して、エチュードを一緒に弾き合い意見を言い合える間柄。そして、シューマンとショパンは、音楽評論家として当時名を馳せていたシューマンからショパンのバラード1番を絶賛され、次に作曲したバラード2番をシューマンへ献呈する(しかし2番はあまり絶賛されなかったらしいですが・・。)という間柄。それから、メンデルスゾーンとシューマンは、メンデルスゾーンがライプツィヒ音楽院院長の時、シューマンをピアノ科兼作曲家の講師として招いている間柄・・・。

今は飛行機や新幹線があるので、同じ地続きのヨーロッパ国内を行き来するのは簡単ですが、当時はまだ馬車などの時代。メンデルスゾーンとシューマンはドイツですが、ショパンはポーランド、リストはハンガリーの出身・・・。何だかプログラムの原稿を作りながら調べていたら、他にもいろいろ接点がある4人だったので、ついつい面白くなって、いっぱい書きすぎてしまいました(・・というわけで、プログラムが見にくくてすみません)。

・・・というわけで、プログラム曲選曲に関してはなかなかよかったのではないかなぁと思っておりますが、問題は演奏ですね・・はい。自分を甘めに見るなら、初めてのアポロのピアノ、ソフトペダルが作用しない、市役所の業務か自販機のジュース入れの音?が定期的に聞こえる中、なかなかの出来だったのか・・という事もいえますが、どんな状況でも集中できる根性みたいなものが、まだまだ足りなかったのかもしれません・・(反省)。特に、バラード1番。この曲は学生の頃弾いた事があり、実は人前で弾くのは初めてでないのですが、弾けば弾くほど難しさが出てくる・・というか問題がでてくる・・というか、テクニック的にも音楽的にも難しい曲だと思います。学生のころ、恩師から発表会曲にバラード1番(音大生は略してバラ1とよびます。)を頂いたとき、「やった!バラ1が弾ける!」と喜んだものです。・・・あれからかなりの年月が流れておりますが、あのころの喜びは今でもこの曲を弾いていると感じられます。そして、10代後半の私ではわからなかった曲の面白さや表現も、この曲にはある気がします。学生の時と違うバラ1が弾きたい・・と思っていたのですが、なかなか難しいものです。しかし、これも勉強です。また機会があればチャレンジしたいです・・はい、音楽の勉強は生涯学習ですから・・(笑)。

そんなこんなで何とか無事終えたミニコンサートですが、やはりお客様のお声が嬉しいものです。この市役所でのコンサートは毎月1回行われているのですが、その度によくお越し頂いているという重度の障害のある車いす状のベッドの方が、施設の方と聴きに来られていて、終演後にお写真を一緒に撮ったりして少しお話したのですが、施設の方曰く、「いつもより途中から目を見開いて、身体を乗り出すように聴いていましたよ。」と言って下さいました。お世辞かもしれませんが嬉しかったので、「聴いて頂いてありがとうございました。」とご本人の目を見てお伝えしたら、満面の笑みで返して下さったその方の腕から先の手が無い事に気づきました・・。

はっとしました。この方はどんなに好きで望んでも両手でピアノを弾く事ができない・・。

やれ手の脱力ができない、練習がきつい、会場の環境が悪い・・・?!だから何なんでしょう。

自分の甘さに気づきました。自分は自分の好きなように、自分の好きな曲を、両手で自由にピアノが弾ける。何て素晴らしい事でしょう。何てありがたい事でしょう。

音楽ができる喜びを常に感じつつ、自分の真剣にやらせて頂いた音楽を通して、ほんのわずかでも誰かのお役に立ちたい、立てる様になりたい・・と再確認した日でもありました。

 

 

 

♪琴線に触れる♪

本日、国府津でのお年寄りの通う施設での歌の伴奏のボランティアに行ってまいりました☆正直、この仕事はそこまで楽な仕事ではありません。毎回、計500曲(にもなりました!!)以上にもなる楽譜の新曲が家に有るかどうか調べる作業、その楽譜をコピーしたり、頂いたりして、番号順にファイルする整理、毎月30曲程の楽譜の譜読み(演歌や唱歌など知らない曲はYOU TUBEで聴いて曲のイメージをつかんだり、YOU TUBEに無いもの←これがなかなか多い*は人に聞いてみたり、当日代表の方に聞いてみたり。)はたまた、楽譜そのものの入手が難しい曲(伝承歌や民謡など)は代表に歌ってもらって耳コピーで楽譜を書いたり・・・と当日の仕事以外に準備する事がかなりある、なかなか手応えのある?!お仕事でして・・、(はぁ疲れるな~)と思ってしまう事もたまにあります。しかし、当日ボランティアが終わると、いつもそんな気分は吹き飛んで、何だかニコニコいい気分で、元気をもらって帰ってこられる・・不思議なお仕事です。

本日も元気・・というか胸の熱くなる思いを頂いて帰ってきました。国府津でのボランティアは、皆さんご高齢の方でも(前回も書きましたが、80代の方もいらっしゃいます。)心も身体もお元気で、音楽好きの方が多いので、いつも活気にあふれていて、歌う歌声もコーラスをやられていた方などもいらっしゃる為か、張りがあって明るい歌声。そしてなにより、やる気があって、リクエストがいっぱいきます。最近の定番(にいつのまにかなってしまいました・・)で、歌の最後に、ピアノで数曲リクエスト(前の月に頂いたリクエストで、楽譜の有ったもの)を弾かせて頂いていますが、これもわいわい盛り上がって聴いていただいております。本日は、カーペンターズの「イエスタデイワンスモア」と、イタリア映画の名曲「ひまわり」でした。

「ひまわり」を私が最後に弾き終わると、いつものようにわいわい拍手を頂くなかで、一人頬に涙をつーっと流されていた方がいらっしゃいました。その方に伺うと、この「ひまわり」の映画には特別な思い出があって、「その事を思い出させてくれた。素晴らしかった、ありがとう。」と言って頂けました。

クラシックではないし、そこまで難しい曲ではないけれど、こんなふうに誰かの心の琴線にほんの少し、ほんの数ミリでも触れられた・・・という事は、音楽をやっている者として、こんなに嬉しいことはありません・・・なによりの報酬です。「音楽にはやはりパワーがある。」そんな音楽に関わっていられる事、心から感謝したくなった今日の出来事でした。

 

 

 

♪「音楽力」を身につける♪

少し硬いテーマになってしまいますが、最近、春の新規入会や体験レッスンなど多くさせて頂いている中で、「音楽力」について感じる事がありましたので、書かせて頂きます。

春先は、ピアノを初めて習う方や初心者の方がお越し頂く事が多いのですが、それ以外にもピアノ経験者、他のピアノ教室や音楽教室で習われていたという方もいらっしゃいます。

その様なピアノ経験者の方には、体験レッスンでピアノを弾いて頂くのですが、その演奏を聴かせてもらっていると、前の先生がどの様に教えられていたのか何となく分かるのです。例えば、いつもニコニコ笑顔で弾いている子は・・・きっと前向きな言葉かけの上手な先生。スラスラ音符読みの早い子は・・・読譜力をしっかりつける事を念頭におかれてる先生。指がスルスル速く動く子は・・・テクニックの大切さをしっかり伝えられている先生。

なるほどなるほど・・・と勉強させてもらう反面、うーん、これはもったいないなぁ、かわいそうだなぁと思う事もあります。特に感じるそれは、ピアノを弾く「指のタッチ」です。<ピアノを弾く>という事は、色々な能力が必要になるという事はこのホームページの始めに書かせて頂いていますが、「指のタッチ」=ピアノ鍵盤の打鍵の仕方・・・ほど一度ついてしまった癖を直すことが難しいものはありません。最近の傾向として、電子ピアノの影響もあるのかもしれませんが、指の形(昔は卵の形なんて言われましたが*今は鍵盤を少し這う様な・・私は大きいシュークリームの形と言っています)はいいのですが、鍵盤の深さやピアノの弦の長さを理解して弾いていない子が多い気がします。タッチの事を文章で書くのは難しいのですが、例えばショパンの短い軽いワルツは弾けても、深いffの必要なベートーヴェンの悲愴のソナタの1楽章のような曲は弾けない・・と言えばよいでしょうか??

もちろん、タッチだけできれば良いという事ではありません、テクニックや読譜力・・・諸々が必要なのは前述の通りです。しかし、初心者の頃から浅くて軽い(ピアノの弦が充分に響いていない)タッチで弾き続けていたものを、突然上級者になってベートーヴェンの悲愴を弾くからといって、タッチを変える事はかなり難しい事です。

そしてもう一つ、タッチと共に大事な事は、1つの曲を大切に仕上げる事。これはタッチの浅い子にみられる傾向なのですが、タッチが浅いものしかできないために、アーテイキュレーション(強弱や曲想)の表現の幅が狭く、無味乾燥の演奏になってしまう事。どんなに気持ちを盛り上げようとしても、タッチが邪魔をして盛り上げられなくなってしまう、はたまたミスタッチをしても自分で気づかずに練習する事も忘れてすすんでしまう・・・本当にもったいない事です。

1つの曲を作るのに、作曲家は沢山のエネルギーを注いでいます。中には命まで削って書いていた作曲家もいるほどです。私達演奏者は、その作曲家の作った貴重な曲を読み解き、その曲の魅力を感じ、私達の心でその魅力を共鳴させて、弾くべきだと思うのです。

長くて硬い話になってしまいましたが、「音楽力」といっても色々あり、その基本的な力は、上級者で突然身に付くものでなく、ピアノを始めたばかりの初心者のころからコツコツと積み重ねていくものなのだ・・・ということ事を、あらためて深く痛感し、ピアノを教える者として責任を感じる今日この頃です。

 

♪うたう会♪

2/19(日)に「うたう会」のボランティア歌伴奏で、国府津のお年寄りの通う施設に伺いました。ここは、皆さんとても明るくお元気で、音楽好きな方が多くて、私の方がいつも元気を頂いて帰ってきます☆

毎回、「手のひらを太陽に」から始まり、代表の長谷川さんが、その月にちなんだ曲や、参加されている皆さんが歌いたいのではないかと思われる曲を選曲して、休憩をはさんで約2時間、30曲ちかく(ほとんど1番のみ)を元気に歌っていきます♪

12月ですと例えば、ペチカ、灯台守、雪の降る町を、ジングルベル、クリスマスイブ、お正月、ケセラセラ、時代、お座敷小唄、上を向いて歩こう、昴、見上げてごらん夜の星を・・・など。

1月ですと例えば、ふじの山、お江戸日本橋、翼をください、哀しみ本線日本海、トロイカ、シクラメンのかほり、母さんの歌、雪国、氷雨、四季の歌、365歩のマーチ、明日があるさ・・・など。

2月は、とうりゃんせ、てまり歌、豆まき、フニクリフニクラ、鬼のパンツ、春よ来い、早春賦、湯島の白梅、津軽海峡冬景色、はとぽっぽ、七つの子、さざんかの宿、柔、天城越え、知床旅情・・・など。

書いていても思わず笑ってしまう様なバラエティー豊かな選曲・・・(^^♪

さすが、この道のベテラン、長谷川さんです(^O^)/

曲の間には、その曲を選んだ理由や、その曲にまつわるエピソードなども話して下さいます。その当時の歌手の様子や、今その歌手がどうしているかなどという話で皆さんもりあがったりしておりますが・・・私は分かりません(*_*)

1時間位経つと、お待ちかねのブレイクタイム(休憩)☆

いつも手作りのシフォンケーキを作ってきて下さる方がいらして、これが絶品!!

2月はオレンジシフォンだったのですが、ほんとにふわっふわでしっとりやわらかくて、クリームと果物のバランスも最高で、温かい緑茶と頂く幸せ・・(^^♪

会の終わりには、皆さまにノセラレテ?!私のピアノを少し聴いて頂いたりしています☆・・・といっても、クリスマス曲や、子犬のワルツなどの小曲、映画音楽の曲だったり、前回はリチャードクレーダーマンが好きな方のリクエストで、渚のアデリーヌなんかを弾いたり・・・といった感じです(^-^)

この会の皆さまは本当に音楽好きでいらして、わいわい喜んで下さるので、本当に私も楽しませて頂いています☆

最後に、この会にいらしている方々のご年齢、想像つきますか・・・??

60代~なんと90代!!の方まで、ほとんど皆さんご自分で歩いて、毎回この会を楽しみにいらっしゃいます☆本当にお元気で素晴らしい!!

音楽のパワーを毎回感じますし、私も音楽以外の勉強もさせていただく事が多いです。

是非、こんな素敵な会にいらして、ますます音楽で元気になりませんか??ご連絡、お待ちしております(^O^)/

 

 

♪人前で演奏するという事2♪

ずっとブログをさぼってしまっていたので、かなり前の話になってしまいますが、先月11/13に行われたソロの本番の話を少し書きたいと思います。この会は、私が音大附属の中学~音大~現在までお世話になっている元・音大教授の先生の主催の会で、その先生の門下生が年に1度集まって(20数年続いているようです!!)、思い思いの曲を弾いて先生に聴いて頂くというもので、今回は国立音大AIスタジオにて、関係者がほとんどのほぼ非公開で行われました。

非公開とは言っても、先生に聴いて頂くという事、音楽関係のいわばプロの諸先輩方(私が1番年少者です*)の前・・・かなり緊張します(*_*)

曲目もプーランク、カプースチン、ヒナステラ・・などマニアックなものから、ベートーヴェンのソナタ全楽章、ショパンのバラード1・4番、ラヴェル、ブラームス、リスト・・と聴きごたえのあるプログラム。

私自身の演奏は・・・完全に満足するものとはなりませんでしたが(*_*)、諸先輩方の演奏は本当に素晴らしかったです☆流石に脱力指導に定評のある先生の門下生だけあって、音に深みがあって、美しい。そして、音に対してのこだわりと共に、曲にのめり込む真剣な目、真摯な姿勢・・・。ぐぐぐっと胸をつかまれる様な演奏に、引き込まれました。それと同時に音楽を専門に勉強する事ができた私たちは幸せだなぁ・・と思いました。こんなにも我を忘れて入り込めるものを持っている・・持たせてもらった。

しかし、演奏が終わって打ち上げの時などにお聞きしたのですが、この素晴らしい演奏をした諸先輩方も必ずしも、楽に練習時間をとれる方ばかりではなかったのです。諸先輩方のご年齢も40~60代と幅広いだけに、皆色々な環境にいらっしゃる様で、ご自宅でご両親の介護をされていたり、ご自身がご病気されて手術入院などされていたり、はたまた、パソコンに囲まれた一般企業で深夜までバリバリ働いていたり・・・私なんぞ何とぬるま湯に浸かっていることか・・・恥ずかしくなりました(*_*)

何故そんなにも大変な状態で演奏の勉強を続けているのか、辞めてしまえば楽じゃないでしょうか・・・。いえいえ、それが音楽の力とでもいいましょうか。音楽、ピアノの魔力。音楽の本当の良さを知った人は、我を忘れて打ち込んでいる時の心地よさを知っています。ですから、ピアノ教室でも、受験生が勉強が大変な時に限ってピアノを無性に弾きたくなる・・・などとよく聞きます。

今回、人前で演奏する事を通して、音楽の良さを痛感しました。ですから、私はこれからも微力ながら、私の出来得る限り、音楽・ピアノの本当の良さを一人でも多く、少しでも深く伝えていけたらと思います。2016年もわずかとなりました。お世話になりました皆様に感謝しつつ、2017年も皆さまにとって良い年となります様に、心よりお祈りいたします(^O^)/

音を楽しむ♪

先週の日曜日に、お年寄りの通う施設で歌の伴奏のボランティアのお仕事をしてきました☆お仕事の依頼は1か月位前から頂いていたのですが、曲の量がハンパなくて(笑)、(まだ増える様ですが・・・今現在で)300曲近くの楽譜を、探したり、コピーしたり、無いものは頂いたりして揃え、番号順(番号が決まっているのです!)にファイリングしておく事。それから、12月の曲30曲近くを練習しておく事が必要という、なかなか準備に時間のかかるハードなお仕事でして・・・前日というか当日まで(笑)、空き時間になると、来る日も来る日も童謡歌曲集、ポピュラー歌曲集、唱歌歌曲集・・などの手持ちの曲集を家のプリンターで眠い目をこすりながらコピーし続け、1枚1枚(1枚じゃないものも有るので、テープで繋げたり、必要ないのはカットしたり・・)ファイリングをしていく地道な作業・・・。あれ?なんだかこの作業、経験したことあるなぁと思ったら、息子の中学受験の時の過去問コピーでした・・(*_*)

・・とまぁ準備がこんな感じで大変でしたが、このお仕事は私の新境地を開くものとなりそうで、終えた後に充実感がありました。まず、既知曲の幅がかなり広がります。前述の通り、300曲の中には童謡、合唱曲、ポピュラー曲、民謡、演歌、唱歌、アニメ曲、伝承曲・・何でもあり、それこそ石原裕次郎、坂本九、山口百恵、井上陽水、さだまさし、加山雄三、石川さゆり、美空ひばり、ザ・ピーナッツ、山下達郎、中島みゆき・・があれば、鉄腕アトム、月光仮面、サザエさん・・あれば、モルダウ、ペチカ、からたちの花、月の砂漠、荒城の月、雪の降る町・・そして、地元の小田原にまつわる歌~小田原小唄、鉄道唱歌、みかんの花咲く丘、めだかの学校、二宮金次郎、黒田節・・などなど、本当にバラエティ豊かです。特に小田原小唄・・これは、小田原に住んでいると、夏の盆踊りなどでたまに耳にするのですが、何となくしか分からなかったのですが、楽譜と歌詞を見ると、富士山だったり、御幸の浜だったり、足柄平野だったり、かまぼこだったり・・まぁ、小田原の良いところを沢山並べていて、正に日本の名所だなぁと思える歌でした。小田原に住んで14年にもなるのに、小田原小唄1つまともに歌えなくて、伴奏できなくてどうする・・恥ずかしい事だと思いました(笑)。改めて、小田原の歴史の深さを感じました。

音大時代に、スイスに短期留学した時、スイスの地元の人に、建国記念日と住んでいる地元の良さを聞かれて、何も答えられなくて恥ずかしい思いをした事を思い出しました。あちらの人は、本当に自分の国を愛して、誇りに思っていて、建国記念日には盛大な花火があがり、地元の良さをどんな人に聞いても、10や20簡単に答えられます。ですから、その時の教訓を生かすべく、息子には日本の良さを沢山体感させたくて、今まで北~南まであちこち日本全国引っ張り回しておりました(笑)。いやいや、でもまだまだ甘かった・・小田原小唄が歌えないなんて・・、今から1~5番まで叩きこみます(笑)!!

・・・とまぁこんな感じで、私の新境地を開いてくれそうな、お年寄りの施設の歌の伴奏は、これから日曜日に小田原市内で定期的に行われます。どこかでお会いしましたら、一緒に楽しみましょう♪まさに音楽・・・音を楽しむ会です。又、代表の方に連絡をとる予約制(会費制)のうたう会もございます。ご興味ある方はメールなどでご連絡下さい(^^♪